2015年発売
「シューベルト&ショパン 『ピアノ・ソナタの響演』」
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第20番 D.959
ショパン:夜想曲 嬰ハ短調 遺作
ショパン:ピアノ・ソナタ 第3番 Op.58
録音:2014年 10月9日 / 汐留ベヒシュタイン・サロン(東京)
レーベル:アンコール!
商品番号:EN0201
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ご購入者様より寄せられた声
玉井さんの演奏でいつも素晴らしいと感じるのは、休符に空間があるということです。まさにシューベルトでは、「間」に深遠な精神が広がり、高貴な叙情で全体が満ち溢れています。
シューベルトの傑作と名高いこの2楽章には特別な思い入れがあり、真っ先に聴きました。悲嘆のメロディと狂気のドラマが圧倒的スケールで繰り広げられており、何度も何度も聴き返し、涙しています。
なんと美しいシューベルトでしょう!特に、高音のきらびやかさと美しさが、星の輝きのように耳の奥で共鳴し合います。シューベルトが到達した最後のピアニズムが、この上なく魅惑的に語りかけてきます。
シューベルトから打って変わってショパンでは、めくるめく激情が怒濤のように押し寄せ、胸を熱く燃え上がらせます。感情に流されすぎることなく常にコントロールされており、そこに強靱な精神力を感じさせます。
シューベルトもショパンもメロディックな作曲家ですが、この2つの大ソナタでは、ソナタの核となるテーマやモティーフを指先で克明に浮き上がらせており、その細やかさと確かさは作曲家に迫ろうという深い解釈に基づいており、情感だけで弾ききるような若手の演奏とは一線を画した、まさに円熟の演奏と言えます。
ベヒシュタインを用いた録音というのは、特にシューベルトを意識したセレクトだったのではと感じました。現代の一般的なピアノとは違った楽器の響き方から始まり、最初は違和感を感じましたが、ベヒシュタインの長所も短所も含めてシューベルトの時代のピアノで演奏されているかのような説得力にすぐ引き込まれていき、独特の響きを新鮮な気持ちで堪能させていただいています。
2004年販売
「音と香り Les sons et les parfums」
J.S.バッハ:フランス組曲 第5番 ト長調 BWV816
ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
ドビュッシー:前奏曲集 第1集
録音:2003年12月
レーベル:ハーモニー
商品番号:HCC-2012
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2002年発売
「日本の作曲家 2002」
近藤 春恵:詩曲2-ピアノの為の
小島 有利子:エクラ・デュ・ソワール
後藤 丹:新川和江の詩による三つの歌曲
角 篤紀:地の魚-尺八、三味線のための
金田 成就:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
宗 像和:四季-枕草子「序」に拠る(独奏チェロのための
【演奏】
古俣 順子(S), 山根 貴志, 玉井 美子, 藤井 晶子, 及川 夕美(P), 花田 和加子(VN), 徳沢 青弦, 長明 康郎(VC), 福田 輝久(尺八), 杵屋子 邦(三味線)
録音:2001年1月, 1999年1月, 2002年2月, 1月, 1998年2月
レーベル:Fontec(一般社団法人日本作曲家協議会)
商品番号:JFC-R2002/FPCD-3722
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2001年発売
「吉良春乃:Breath 間・感性の対話」
吉良 春乃:パールヴァティの夢, 雪の迷宮, サウンド・オブ・マインド
ムーンライト・ベール, クリスタル・フロウ
ブレス・フォー・ザ・ムーン, アネモスのささやき, ブラホスの響き
【共演】
三橋 貴風(尺八), 原田 和男(シデロ・イホス)
録音:
レーベル:玉響(キングインターナショナル)
商品番号:KDP-1
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